金管箱推シノススメ

一発オケ系金管箱推し奏者「海神」です。楽器のことや編曲のこと等つらつらと。

機材紹介 C.G.CONN トロンボーンバランサー

今朝は東白楽の「セントラル楽器」様へ。楽器の応急処置等でたまに訪れるお店です。

先週、CONNトロンボーンバランサーが入荷したとの情報を得て、早速試しに行きました。

 

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装着時の印象: 重みは増している筈なのに、楽に吹ける(重いので無意識にしっかり吹こうとしているのが良く作用しているのかも?と店員さん談)。特に高音域。音がまとまり、一直線に出ている感覚がある。今までより後ろに重心が行ったので、持つ時には少し慣れが要りそう。

 

非装着時の印象: 比べるとどうしても、少し音が散る印象。音をまとめることに余計な神経を使って命中精度が下がるような。持った時の軽さは慣れているのもありとても楽。

 

中古ながら美品で、4050円というお手頃価格もあり購入してしまいました。オケでの実践投入が楽しみです。…と言いつつ、夕方からはユーフォで楽団のパート練習へ。(余談ですが、試奏の中で太管のマウスピースはやっぱりArtisan 6-1/2ALだなと再確認できたのも収穫でした)

 

試奏記 〜アルトトロンボーン用マウスピース〜

所属オケでアルト案件が決定したのを受け、アルトトロンボーンのマウスピースを吹き比べて来ました。仕事帰りに銀座の山野楽器へ。
7〜11辺りのサイズを、ということで、在庫からBach(ノーマルとアルティザン両方)7Cと11Cを出して頂きました。加えて、バストロで好感触だったTilzも同サイズ帯をお願いした所、7Cと11Cは無かったので代わりに"Johan Doms Model 3"が登場。
 

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さて、吹き比べ開始。
(写真は左からノーマル7C,アルティザン7C,ドムスモデル,ノーマル11C,アルティザン11C)
ノーマルBachはやはりその軽さから高音域に詰まりを感じたので、早々にご退場。続けてアルティザンは、どちらのサイズもそこそこ吹き易い。11Cの方がやはり上を当てられて、アルトらしい明るい音色。7Cの方が少しテナー寄りか。
そして満を持してTilzドムスモデル3。こちらは元ベルリンフィルのJohan Doms氏のシグネチャーモデルで、ドイツ管での使用を想定した設計とのこと。リム内径は25.0mm、スロートは5.0mmと小ぶり。吹いてみてあらびっくり!音色はよりアルトらしく輝かしく浮き立ち、高音域-特にアルトで当てにくいHighC〜D辺り-が他に比べスルリと当たる。今日吹いた5本の中でトップでした。ごめんよ手持ちのemperador。
 
しかしここでは決めず一旦保留。何故かと言うと、細管マウスピースの決定版ことBob Reeves 11Cをまだアルトに付けて吹いていないので。その比較ができたら、アルトも落ち着きますかね。今まで楽器はあれど案件が無かったので改めて色々試してみましたが、ドムスという思わぬ伏兵の登場に心湧いた仕事帰りの夜でした。

ラブライブ!サンシャイン!! 聖地巡礼 〜 内浦三津→沼津

普段の楽器絡みの話題からうって変わって、アニメの話。本日は、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地巡礼に日帰りで行ってきました。ということで、旅行記です。

 

【目次】

 

1) 「ラブライブ!サンシャイン!!」とは

本件、先達が多いので簡単に概略だけ。2016年7〜9月に放映されたテレビアニメ作品(正確にはメディアミックスプロジェクトの一部)。静岡県沼津市内浦を舞台に、地元の高校生によるアイドルグループ"Aqours"の日常・奮闘・成長を描くアイドル活劇。

www.lovelive-anime.jp

 

2) 何故行くことにしたか

プロジェクト開始当初より地域ぐるみでのコラボを推し進めてきたいわゆる「聖地巡礼アニメ」。視聴する中で、また現地へ行った友人らのツイートを見る中で、自分も行きたいと思っていたのが一つ。今回はたまたま大型連休に予定が詰まっておらず、時間とお金が日帰り旅行位ならできる状態であったことがもう一つ。

 

3) 出発 〜 静岡入り

5:00。当日の朝。夜に1件予定が入っており遅くとも20:00には帰宅している必要があった為、残された時間は半日強。軽食を摂り早速出発。6:00少し前に最寄りで京浜東北線に乗車。東海道線沼津行きに乗り継ぎ、8:00頃に三島駅に到着。ここから伊豆箱根鉄道に乗り換えて、8:30頃伊豆長岡駅で下車しました。

4) いよいよ聖地へ 〜 みとしー

さて、最初の目的地は「伊豆・三津シーパラダイス」。駅でバスを待つ間、静岡県民のソウルフードとも呼ばれる名物「のっぽパン」で腹ごしらえ。作中の人物である国木田花丸が好んで食べているずら。

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バスに25分程揺られて、伊豆・三津シーパラダイスに到着です。

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こちらの水族館はAqoursの2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」の舞台。セイウチの飼育やイルカショーで知られています。所々にあるアニメコラボの展示に胸を弾ませつつ、イルカショーを観覧。トレーナーのKおねえさんとYおねえさんによる訓練の成果は圧巻。ジャンプ力ぅ…ですかねぇ。この歳にして食い入るように観てしまう始末。
そして水族館から見る内浦の海と富士山…息を呑むほかありませんでした。シャイニー。

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5) 朝の内浦 〜 長浜・長井崎方面

10:30に「みとしー」の見学を終え、その奥にある聖地へ向かうことにしました。その前に、主人公である高海千歌の実家モデル「安田屋旅館」さんを外から撮影。

作家・太宰治ゆかりの宿でもあるそうで(余談ですが、氏の本名である"津島"姓のキャラが作中にいるのは偶然でしょうか)

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まずは、観光客の交流場所にもなっている「三の浦観光案内所」へ。中に飾られた大量のグッズが目を引きます。ここで"聖地巡礼マップ"を頂き、更に内浦の奥へと進みます。
次に寄ったのは「長浜城跡」。小田原北条氏が武田水軍との戦いに備えて築いた城の跡地。これは行き当たりばったりの単純な観光でした。

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お城だけあってアップダウンが激しく喉が渇いたので、近くにあった「OH!MOS JAなんすん おもす農産物直売所」で名産の寿太郎みかんジュースを購入。100%みかんジュースって酸っぱいイメージがあったのですが、こちらは甘みが豊富。しかししつこくなく、柑橘の穂乃果なほのかな苦味も感じるとても美味しいジュースでした。

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ここで心温まる一コマが。直売所にはグッズの展示がなされていたのですが、とある観光客の方がグッズのタオルを寄贈。するとJAの方が即座に『あらカワイイ!これ千歌ちゃん?』『あと梨子ちゃんと…こっち曜ちゃんよね?ありがとう〜』仰っていました。「ラブライブ!サンシャイン!!」という作品が、観光施設だけでなく地域の人々も好意的に受け入れられて根を下ろしている様子が垣間見えた瞬間でした。他アニメの幸手や大洗のように、コンテンツツーリズムのモデルケースになっていくことでしょう。
話を戻して、次はいよいよ舞台となる高校「浦の星女学院」のモデルとなった「長井崎中学校」へ。JAからなんだかんだ20分弱歩いたでしょうか。学校へ至る道は坂がかなりきつく、浦女生は毎日この坂を登っているのかと感心。実際は普通の公立校なので、写真はありませんが悪しからず。

 

6) 午後は沼津へ 〜 沼津港周辺

 さて、12:00になりそろそろお昼の時間。長浜城跡バス停からラッピングバスに乗り、沼津市街方面へ。

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今回は時間が無いのとカエルが苦手なことから「あわしまマリンパーク」はパス。沼津駅の少し手前で下車し、沼津港方面へ歩く。


お昼の場所は迷った末に「魚河岸丸天」さんへ。こちらでは文字通り聳え立つ"海鮮かき揚げ丼(あら汁付)"を注文。中身の海老は身がプリプリ。ホタテも貝柱はふんわり、紐は噛み応え抜群。但し、それらを包む衣の油量は暴力的で、胃腸薬も健闘むなしく胃はもたれてしまいました。粗野にして美味。

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すぐ側にある「深海水族館」にも行きたかったのですが、40分以上の待ち時間。帰りの時間を考えて、残念ながら今回は断念。そのまま駅に向かって歩きつつ、途中で「珈琲専科 欧蘭陀館」さんに立ち寄り食休みの一服。こちらは登場人物の渡辺曜の自宅所在地にあることからファンが殺到するお店。元々地元の喫茶店だった為か、小さな店内は大忙し。看板メニューの"欧蘭陀珈琲"を注文。8時間掛けて水出ししているというこのコーヒー、飲み口はさっぱりしていながら芳醇な香りとコクのある苦味。酸味は控えめで、とりわけエグみが全くない所が飲み易さを後押ししていました。自分のコーヒーの好みにはドンピシャで、今まで飲んできたコーヒーの中でトップに立つ美味しさでした。また来ます。

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7) 帰りは駅前で 〜 リトルデーモン

お茶を済ませ、時刻は15:30。最後は駅前を散策しました。お目当てはアニメショップ「ヌーマーズ リトルデーモン店」こと「ゲーマーズ沼津店」。f:id:sym7poseidon:20170503205959j:plain

登場人物の津島善子ヨハネが看板キャラを務める同店。静岡らしくのっぽパンとのコラボグッズのクリアファイルとストラップがあったのでつい購入。自分用に良いお土産が買えました。

 

8) 帰宅と総括

そして、沼津駅へ。

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16:38発の東海道線に乗り2時間掛けて帰宅。今回、初めての沼津ということで事前に色々下調べをしてから行った為、交通機関に関してトラブルはありませんでした。実際に行ってみて、内浦の空気感やアニメ効果での盛り上がりを肌で感じることができ、非常に心踊る1日となりました。


また余裕ができたら是非訪れたい場所ですね。次は「あわしまマリンパーク」「深海水族館」「沼津バーガー」辺りを攻めていきたい。東海道線のお陰で首都圏から意外と行き易い沼津。アニメを知っている方は勿論、そうでない方も、如何でしょうか。

 

試奏記 〜 YBL-6130R & バストロマウスピース + じゃんけん勝負

午前中の空き時間を使って、今週も「Joybrass」様へ。4/29〜30は山形の楽器店でのフェアの為、楽器の大半が出張中でしたが、その分東京に何が残っているのかと気になって伺いました。来週にパレードでの演奏を控えて、バストロのマウスピースに迷っていたのもあります。

まず目に入ってきたのは、ヤマハバストロ「YBL-6130R」。

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もう生産は終了している、インラインで10インチ赤ベルの楽器。ロータリーによる調性はB/F/G/Es。吹いて驚いたのは、これは本当に10インチの赤ベルなのかということ。スペック的にはキツめの吹奏感をイメージしていましたが、それを真っ向から覆すレスポンスの良さ。非力なプレイヤーであっても十分に吹きこなせると思います。事実、テナーがメインの自分でも問題無く吹けました。ベルサイズの分キャパシティも広めで、汚い割れ方をすることも無く。外観も新品と見紛う程で、これが156000円というからまたまた驚き。中古の弾数も少ない楽器ですが、安価にバストロを始めたい方にはオススメです。

続けて、バストロのマウスピースも色々試奏させて頂きました。今のセッティングはYBL-620Gにwillie's TL BP3 / Shires 3G。サイズや音色への不満は特に無かったのですが、特に五線を上下に出た音域で立ち上がりの良さを求められるとちょっともたつく所がありました。ということで、その辺りを助けてくれるヤツはおらぬかと、2Gサイズを幾つか出して貰うことに。

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まずはシルキー57。ユーフォで永くシルキーを使ってきたのもあり、リム形状は好み。肝心の立ち上がりは上から下まで良好だが、音が散る傾向が強く除外。続けてXO 2G。レスポンスが良く非常に明るい音。息の通りがとても良いが、余りに良過ぎて自分の息の入れ方ではすぐにバテてしまった。最後にティルツ2G。音域問わず立ち上がりが早く、上がるのも下がるのもスムーズに行ける。XOとは最後まで迷ったけれど、XOよりリムが厚く音にまとまりがあって疲れにくかった。結果的にコントロールの幅も広く持てるので、ティルツ2Gを購入しました。

さて、Joybrass様では4/29〜30に楽器かマウスピースを購入した人にじゃんけん企画をやっていました。「トロンボーン担当の新人IMTさんに勝利すると豪華特典!負けたら同じくトロンボーン担当のMYKWさんに声を掛けると…」というもの。マウスピースを購入した私も早速じゃんけん勝負!…6〜7回にわたるあいこの末、見事勝利しました。景品はマウスピースポーチorオイルセットから選択ということで、オイルセットを選びました。その内訳はなんと、Hetmanのライトローター、ライトベアリングリンケージ、スライドジェル、ハイドロスライド希釈液とボトルのセット!! 豪華過ぎやしませんかね。普通に買ったら4000円以上はしますよ。いやぁ運が良かった。


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マウスピースとオイルを握りしめ、帰り道は気を付けて帰りましたw 来週のTOKYO RAINBOW PRIDEでの演奏、頑張らないと。MYKWさん、IMTさん、ありがとうございました。心無しか、MYKWさんの笑顔が去年よりも増えた気がします。

試奏記 〜 New York Bachトロンボーン & Bob Reevesマウスピース

今日は急遽予定が空いたので、お世話になっている楽器店「Joybrass」様にて、ヴィンテージ楽器と話題のマウスピースの試奏をさせて頂きました。

 

  • ヴィンテージ楽器

まずは細管トロンボーン。New York Bachの8(シリアル3桁台!、左)と12(右)。

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3桁の8は、音の立ち上がりが非常に良かった。経年故か、少し乾いた印象の音色。でも出て来る音は決してか細くはなく、明るい感じも受けました。コントロール性は抜群で、ポピュラーで活躍できそう。入荷早々に商談に入ってしまったこの個体。先立つ物があれば、本当に欲しかった…。まぁこれは売れちゃいますわなorz
12はJoybrassトロンボーンアドバイザーSSKさんもお勧めの個体。8と比べると少し太管に近い感覚で吹ける楽器でした。スライドの上半分はイエローブラス、下半分はゴールドブラス。当時はそういう細かいオーダーも受けていたよう。音質はウェットでまとまりのある感じ。特にpで吹いた時の音色がどストライクで好み。細管としての尖り感で言うと8に軍配が上がりますかね。オケで真価を発揮しそう。

そして、吹いていると8と12で微妙な違いを発見。マウスピースが刺さる深さが異なるのである。トロンボーン担当のMYKWさんによると、同じ細管とは言っても時代によって少しずつテーパーが異なるそう。当時のマウスピースならジャストフィットなんだとか。また吹いてみたい物が増えてしまった。

最初のトロンボーンはBachだったけれどキツさからConnに行き着いたそんな自分でも、ヴィンテージBachはとても吹き易かったです。

 

  • マウスピース

次は、手持ちの楽器でBob Reevesマウスピースを試奏。幸いにも6-1/2サイズの「Clarke-L」の在庫があったので、スタンダードウェイトとマーキュリー(ライトウェイト)の2本を、自分のBach Artisan 6-1/2AL & willie's presidentと吹き比べ。

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Bob Reeves間での比較だと、自分の好みは重い方のスタンダード。マーキュリーは中音域なら吹くのがとても楽なのだが、チューニングBの上のF以上になると急に詰まると言うか壁みたいなものを感じてしまった。その点スタンダードはその壁を感じず滑らかに吹けるし、全体的に吹き込める感覚がある。楽器は軽い方が好きだけど、マウスピースは重めが相性良いみたい。

 
さて、手持ちマウスピースとの比較へ。音の立体感ではBob Reeves>Bach>willie's。本当は聴き手の方が居たら評価して欲しかった要素だけど、自分が吹いている感覚だけでもこのように感じた。細かなコントロール性やフォーカスされたサウンドではwillie'sだけど、良くも悪くも音が立つ印象に。ポピュラー寄りかな。Bachはこの三者だとザ・中庸。立体感もコントロールも消費する体力も。それだけに扱い易いマウスピースであることを改めて実感。当分はオケで常用か。
そして、比べて思うBob Reevesの圧倒的倍音…!通常Bachより重いArtisanより更に重い為か、高音域に少し慣れは必要そうだけど、是非ともオケやアンサンブルで使いたい音の豊かさ。

Bob Reeves、今回は金策がまだ不十分なので見送りになりましたが、そこが何とかなった暁には是非手元にお迎えしたい品でした。定期的に入荷してくるようで、「その時」がいつ来ても店の在庫的には大丈夫そうな予感。次に行く時は11CとMr.Bassも吹きたい。
久し振りの蒲田、楽しいひとときでした。

生存しているらしいよ

お 久 し 振 り で す

 

年が明けたら投稿しようと思っていたら、趣味・本業共にバタバタして、気付いたら年度が明けてしまい。

年明けから年度末は、本番をやったり本番をやったり本番をやったりしながら過ごしていました。1月にゲームオケTbと常設吹奏楽Euph。2月にアンサンブルTuと常設団の行事でEuph。本当は吹奏楽のTuもありましたが、インフルエンザでやむなく辞退。3月も常設団の行事でEuphと、ゲーム吹奏楽Euph、出身高校のトラでBTb。よくもまぁ駆け抜けたなぁと振り返って思います。

 

本業の方でも3月末に直属の上司の移動とトップの交代が発表され、元々繁忙期の3~4月が今年はよく燃えております。

 

本番ラッシュが終わったので、土日をゆっくり過ごすことが多くなったのですが、それはそれで落ち着かなくて楽器を吹きたくなる今日この頃。毎週のように練習に出掛けていた日々が恋しくなりますね。5月下旬からはそんな日々が戻ってくるようですが。あー蒲田行きたい。

 

やっとブログを書く時間が取れるようになってきたので、投稿も少しずつ復活させたい所。今日はこの辺で。

2016年 活動報告

生きてます。海神です。

さて、2016年も残り僅かということで、今年の本番やら何やらを振り返っていこうと思います。

 

1月

・吹き初めバリチューオフ(Eu, Tu)

チューバチューバ(ry で一部twitterユーザには有名な友人KT女史主催のバリチュー譜面を吹き散らかす人数より明らかに楽器本数が多いオフ。俺氏がバリチュー四重奏に編曲した「虹を編めたら」も演奏させて頂きました。次があればフル尺で書き直したい。

im@s PB 演奏オフ(Eu)

トロンボーンはいつも居過ぎる位なのでユーフォで参加。「Star!!」をはじめ、飛び道具的な運用が意外と多い。

 

2月

・「でれぱDEナイト」収録会(Eu)

NNSBはじめ各所でお世話になっているKMさん主催の収録企画。ご一緒したユーフォが某音大出身のMさん(これが確かファーストコンタクト)&周りがポピュラー慣れしているメンバーということもあり、とても刺激になりました。

東日本大震災復興支援コンサート(Eu)

ヤマハ目黒吹奏楽団として出演。目黒区の友好都市である気仙沼市の楽団さんとのジョイント演奏。本番のその日の内にとんぼ返りという忙しい中来て下さった気仙沼の皆さんの演奏への姿勢に心打たれる。

 

3月

・Orchestra Valse vol.5(B.Tb)

vol.2・4に続き3回目の参加となったバルスは、なんとあのオーチャードホールで、中の人達と共演してのトトロ&ラピュタ。眼前で展開される迫真の芝居に圧倒されました。本当に貴重な機会だった。

・M高等学校 第44回定期演奏会(B.Tb)

3年目の母校お手伝い。「プスタ」は現役時代に経験のある曲で余裕と思っていたが、詰めていくと奥が深い。初めて乗った年の1年生も遂に卒業。楽器は続けているのだろうか。次回は卒業生枠で一緒に乗りたいものです。

 

4月

・第4回アイカツ!の楽曲を演奏するオフ(Arr & Cond)

拙作「スターライト・グラフィティ」を演奏。劇場版「大スター宮いちご祭り」で使われた楽曲のジャ○グラ風メドレー。旧シリーズが終わったばかりということもあってか集まりが少なかったのが残念。人を集めてがっつりリベンジしたい作品ではある。

 

5月

・臺灣國際音樂節(Tu)

NNSBとして、計3ステージで演奏。会場に到着し、レンタルした楽器のケースを開けたらそこには C 管 が 。この時までCテューバを吹いたことが無かったので頭が真っ白になりながらも、直前のリハ2時間位で運指を半分強覚え直して乗り切る。人間、切羽詰まれば何とかなるものです(Tさん、その節はありがとうございました)。それにしても、現地集合現地解散といいバス故障といい#NNSBかまきりといい、ロック過ぎる旅だった。

 

6月

ヤマハ目黒吹奏楽団 第36回定期演奏会(Eu)

ガイーヌきつかったです(小並感)。オケの編曲ものって、書く人によってやたら無茶だったり逆に楽過ぎたりと差がありますよね。今回は前者。せめて4分音符1個分のブレスはさせて。しかしブリティッシュのことを考えるとそうそう譜面のせいにもできない。

・神奈川ウィンドオーケストラ ディズニー音楽コンサート(B.Tb)

バルスでお世話になっているSMR先生が指揮をされていると知り、一般公募枠でホイホイと参加。前月に新調したマウスピースの効果もあってか、決め所をバシッと決められたので満足のいく出来。バストロとしてはまだまだ課題はあれど、来て下さった友人達からは好評で嬉しきかな。

 

7月

・Seven☆Star Orchestra 第8回演奏会(B.Tb)

“某主催逃亡案件”(まずはググれ?)で知り合った友人O女史から声を掛けられ、賛助出演。先述の案件で一度は立ち消えになったクラシックオケでのバストロデビュー。ずっとやりたかったオルガン付きで果たすことができました。オケのバストロは難しいけれど、とても楽しい…!トロンボーンテューバのメンバーもご一緒したことのある方が殆どで、安心して演奏できました。

 

8月

・Connecting大合奏(B.Tb)

大人数でのボカロ曲収録会。モノサシやDS、果てはガシャポンまである特殊楽器祭りで、新たな世界を知りました。

 

9月

・Alfred Reed Concert(Tu)

いつもお世話になっているTさんに誘われ、リード縛りの演奏会になんとFテューバで参加。リードの曲はテューバのdiv.や1 playerの指示が多く、一緒に乗った2人の楽器と合わせてBBFだったこともあり、吹奏楽の中にFテューバが入る意味を考えた演奏会でした。F管の運指に慣れようという単純な動機からF管にしましたが、音の軽さや薄さといった調性の違う他のテューバとの比較をがっつりとできたのは思いがけない大収穫。

 

10月

練習はたくさんありましたが、本番やそれに類するものは無かったようで。休日出勤も多い月だったし。

 

11月

・第66回 大田区吹奏楽祭(Eu)

当初はスケジュールが危うかったのですが、ARCで皇子様の棒に魅せられ無理矢理予定を調整しMixture Sympathetic Assemblyとして参加。出られる練習回数が少ない中で譜面の改訂もあり、練習ではかなり集中した記憶があります。速い運指の箇所は指を気にし過ぎると逆に動きが固くなって良くないですね。ソルフェージュして、歌うつもりで吹いたら自ずと指がついてくる…そんな感覚が得られたので、今後も大いに役立てたい所。

・ゴルトベルクフィルハーモニカ― 第6回演奏会(Tb)

8月に手に入れた”CONN 88H GEN1.8~9くらい”のデビュー戦。自分のトロンボーン吹きとしての(学生時代と比べた時の)好みやプレイスタイルの変化を強く感じる本番となりました。バストロとかテューバのような低い・大きい楽器を吹くようになった割にはコンパクト志向というか。テューバでご協力頂いたO氏にも感謝。

 

12月

職場の忘年会の余興で上司(Gt弾き)と一緒にちょっと吹いた位。あとダブルケース作り。

 

お客さん有りの演奏会だけでも10回(12ステージ)やっていましたか。そしてテナートロンボーンでの本番は11月の1回だけという(あ、一応忘年会もあった)。トロンボーン吹きとはなんだったのか。

年初にはinputを増やしたいなどとほざいていましたが、蓋を開けてみるとoutputだらけ。とは言え、今年は練習の中でたくさん気付きを得られたこともあって、outputの機会を持つことが実は最大のinput機会になり得るのではとも思ったり。でも、練習に割くリソースとそれに応じた演奏のクオリティ(見込)を考えると、流石にこれ以上のペースでは詰め込めません。てか無理。

来年こそ増やしたいinputって、音楽理論の知識を深めたいとかレッスンを受けてみたいとか、そういう類のやつです。今年は大人の事情で編曲作品が4曲程お蔵入りを余儀なくされてしまいましたが、せっかくやっているのだから無駄にはしたくない。チャレンジしたい作品は幾つかあるので、それを良いものにする為にも楽典が白紙ではいかんのです。楽器の方も、今まで15年間(オケのトレーナーによる指導や一度きりの体験レッスンはあれど)特定の先生に師事すること無くやってきているので、奏法の問題や”正解”を知りたい思いが強く出てきました。一発系楽団をやり始めた5年前と比べて上達した実感はあるものの、我流故に未だ伸び悩んでいる点が多々あるので、基本のキから教わって技術の底上げを図りたい(その為には時間は勿論のこと先立つ物も必要だなぁ…と思い、零細経営の弊社の現状に肩を落とす)。

 

年が明けたらOrchestra An-Ninの本番に始まり、ヤマハ目黒や川崎市のつくろうよコンサート、トゥインクルスターウインドオーケストラに母校のお手伝いと息つく暇が無いので、年度明けのタイミングで落ち着いてから上記諸々動き出したいなと思っています。年齢相応にはまだまだ遠く…ともあれ、来年も宜しくお願い致します。

 

(余談)イベンター的には今年どうだったかなぁと振り返ると、1月に水樹座長公演@代々木とラ!上海ファンミLV、2月に茅原FCイベント@ZeppTokyo、3月末と4月頭にラ!ファイナルLV、同じく4月に水樹GALAXY@東京ドーム、6月にfhanaWWWL@Zeppダイバー、茅原IA@パシフィコと石川智晶@室町、8月に茅原サマドリ@河口湖、9月に水樹PARK@甲子園、10月に水樹MTV@舞浜といった具合。初めて遠征もしたし、万遍無く行けてましたね。ようやる