金管箱推シノススメ

一発オケ系金管箱推し奏者「海神」です。楽器のことや編曲のこと等つらつらと。

追記 〜88H Artist Synphony、吹く前の準備諸々〜

連休が楽器関係で楽しかったので現実に戻りたくない海神です。

さてさて、一昨日びっくりするお値段で購入と相成ったCONN 88H Artist Symphony。吹く準備が整いましたのでご報告します。

 

1.掃除

購入当日、帰宅してまず行ったのが内外の掃除。洗浄スポンジを何度も通し、古いグリスを拭き取り、スライドにガーゼを通し、グリスとオイルを塗り直しました。一応はジャンク扱いで売られていた筈なのに、ロータリーと抜差管はいい感じ。問題は、内管メッキ剥がれもあり動作の渋いスライド…。

 

2.スライド調整

…ということで本日向かった先は、例によって「ジョイブラス」様。以前福袋を買った時に付いてきた「スライド洗浄&調整 無料チケット」を今こそ使う時!mykwさんにお願いをした所、なんと即日で調整して下さいました。かっこいい!!新品楽器には敵いませんが、スライドも使えるコンディションに変貌。

 

ついでにウォーターキイのコルクも交換して頂く(こちらは有償)。純正品ではない方がフィットしたという謎。

 

3.シャンク確認

さぁ、楽器本体の準備がほぼ整ったとなれば、残すはシャンク問題。今月下旬のwillie’sマウスピース相談会でN社長に確認するのが最速かと思っていましたが、「CONNの輸入元ならレミントンシャンクのマウスピースがあるのでは?」と考え、渋谷の「野中貿易」様に電話。マウスピース(バストロ用のジョージ・ロバーツモデル)とアダプタ(細管→レミントンシャンク)の在庫が1つずつならあるとのことだったので、蒲田を後にして一路渋谷へ。

 

野中金管フロア「BRASS PRO」様に到着し、店員さんに現物を出して貰いつつ事情を説明。マウスピースとアダプタを、いざフィッティング!

すると、なんということでしょう。手持ちのマウスピース(バックシャンク)を挿した時のようなぐらつきも無く、両方ともかっちりとフィットするではありませんか!手持ちマウスピースを店員さんにお渡しして改めて比較した結果、「マウスピースもアダプタも押し回さないできちんと嵌っているので、レミントンシャンクで間違い無いでしょう」とのご回答。アダプタは、その場で購入しました(ついでに純正の石突きゴムも)。レミントンシャンク用のアダプタは年に3つ位は売れるそうで、少ないながらも需要は健在といったところでしょうか。

 

あ、そうそう。これは大きな発見だったのですが、

・バックシャンクの楽器にレミントンシャンクのマウスピースを挿した場合→挿さる深さが違うのでぱっと見でわかる(レミントンの方が入りが浅い、過去記事参照)。

・レミントンシャンクの楽器にバックシャンクのマウスピースを挿した場合→バックはぐらついて据わりがやや悪いが、レミントンもバックも挿さる深さは変わらないので、ぐらつきの有無で判断するしか無い。

 

という違いがあるんですね。多分後者のケースの方がよくあるでしょうし、レミントンでもレシーバーが変形していたらどうなるかは未観測ですが。

 

4.そして…

帰宅してまずはゴムを装着。次は細管マウスピースを取り出して、アダプタごと楽器に装着。ほんのちょっと吹いただけですが、バックシャンクの時よりはツボが定まった感じがします。アダプタ無しの純・レミントンシャンクマウスピースで吹いたらどう変わるかも楽しみです。willie’s相談会、行かなきゃですかね…?

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