金管箱推シノススメ

一発オケ系金管箱推し奏者「海神」です。楽器のことや編曲のこと等つらつらと。

#るーみゅ8th を終えて

お 久 し ぶ り で す ・ ・ ・

 

いや、まさか、前回の更新から1年も空くとは思いませんでした。海神です。

この1年で公私ともに目まぐるしく変化がありました。主に今後のライフプランについては、「どう生き、どう死ぬか」というずっと迷ってきた命題に一つの結論が出た形になります。灰色から虹色に、とでも言いましょうか。その辺、知っている人は知っているというかまぁあからさまにわかると思うので、詳しく聞きたい方は個別にどうぞ。

 

さて、去る2019年6月30日。

ルセッタアミュゼ吹奏楽団 第8回定期演奏会」が雨を吹き飛ばすような熱気の中、終演致しました。この1年の変化の一つとして、新たな楽団への入団がありました。昨年の6月に入団し、9月の合同公演への出演を経て私としては初の単独公演への出演。

にも関わらず、ユーフォニアムだけでなく「色彩」の編曲にも携わらせて頂き、新参者の身に余る光栄でした。*1投げ出すまではしない絶妙に難度の譜面、*2編曲で強いてしまった各所への無茶振り、*3作り込みの細かさに開いた口が塞がらない演出など、色々なことに圧倒された9ヶ月。その分、本番のカタルシスはひとしお。第7回演奏会では客席で振ったサイリウム。その海を舞台から眺める立場になれたことを本当に幸せに思います。関係各位本当にありがとうございました。

 

いわゆるサブカル音楽界隈に入ってからもうすぐ8年になりますが、私がルセッタアミュゼの一員となるまでには様々なご縁と巡り合わせがありました。

現在、団の中枢メンバーである数名と初めてお会いしたのは実は2011年まで遡ります。出会いは当時存在した演奏オフ会「ニコニコオーケストラ」にて。これへの参加を機に各種オフ会や企画楽団に参加するようになり、*42013年のim@s_PB、2014年のNicoNico Prima Popで更に数名との初邂逅。ルセッタアミュゼの存在を知ったのはPBのオフ会(確か下丸子でやった時)でした。そこで、ゲームだけでなくアニソンまで演奏する楽団が常設で存在することに衝撃を受けたのですが、仕事やら所属していた堅気の楽団の都合で入団はおろか客席参加すら叶わぬ日々。しかし、メンバーとの交流はPB、LLwind、ニコオケ等で続いておりました。

そんな中一つの転機となったのが、2017年3月に開催された企画楽団「トゥインクルスターウインドオーケストラ」。参加者の中にはルセッタアミュゼのメンバーも多くおり、打ち上げで夏の演奏会と*5その曲目を知らされた際には「万難を排して聴きに行かねば!!」と思ったものです。同年7月の第7回演奏会を聴きに行き、演奏・演出双方のクオリティの高さに本当に感動し、自分もこの一員になりたいと考えるようになりました。

その後、同年9月の「ニコニコオーケストラ」最終オフでのこと。ユーフォニアムのメンバー補充の可能性がある旨を知らされ、所属していた堅気の楽団の練習参加が仕事等で難しくなりつつあったこともあり、検討を本格化。翌2018年初頭、魅力的な演奏企画が同時に乱立する中、メンバーのお一人の後押しもあり見学を経て入団に至った次第です。

 

長々と昔語りをしてしまいましたが、今まで参加してきたサブカル音楽の集まり、そのどれか一つでも欠けがあったら私は昨日、タワーホール船堀の舞台には立っていなかったと思います。本当に人とのご縁に支えられて音楽ができていることを、ルセッタアミュゼに身を置くようになってから痛感します。

 

改めて、この演奏会に携わって皆様に感謝を。「ルセッタアミュゼのユーフォ吹きでアレンジャー」。団の先輩方に恥じず、その名が似合う人になれるよう、止まらずに精進していきたいと思います。太陽が昇ったかの如き、私のまえに広がったサイリウムの派手な海を目に浮かべつつ。

*1:「大神」の中間部はその最たるもの。

*2:ファゴットのソロ、ばっちりキメて下さり本当にありがとうございました。

*3:演奏会というか、まさにショーでした。野生のプロが多過ぎる…。

*4:初めてお邪魔した時は穴守稲荷の会場でしたね…。

*5:演目の一つは「アイカツ!」だったのですが、それが好きになったのもPBでの出会いがきっかけにあります。某蒲田の楽器店の初売りに寒空の下並びながら楽曲を布教され、見事に沼に沈んだのでした。