金管箱推シノススメ

一発オケ系金管箱推し奏者「海神」です。楽器のことや編曲のこと等つらつらと。

3連休その2 〜 マウスピース色々

3連休2日目は、お世話になっている楽器屋「ジョイブラス」様にて実施された「Bob Reeves マウスピース 新作発表会」と「蒲田トロンボーン研究所」に参加してきました。
 
昨年発売されながらも自分に合うサイズが無かったBob Reeves。バストロ用の新サイズに加え、6-1/2や11Cサイズもラインナップに加わることが発表されました。従来のヘビーウェイトモデルだけでなく、ライトウェイトもあり、選択肢がとても広がります。
Bach・willie's・Bob Reeves 3社マウスピースの比較演奏もありましたが、Bachを基準に考えた場合、willie'sは一人一人の音が立つ印象を、Bob Reevesはトロンボーンセクションとして一体感のある印象を受けました。
唯一のネックは4万円程するそのお値段。willie'sが2本買えてしまいます。最近CONN 88Hユーザになった俺氏としては、シャンクが違うので買うか悩むこともないだろうと思っていたのですが、資料に衝撃の記載が。

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レミントンシャンク、特注可能。どうしてくれよう、逃げ道を塞がれました。
まぁそこは実際吹いてみて確認ということで、後半の蒲田トロンボーン研究所(かまトロ)では、Bob Reevesマウスピースの試奏会も併せて行われました。
※かまトロの詳細は、ジョイブラス様のブログにて。

↓これ全部Bob Reevesです

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↓本日の機材

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太管でそこまで食指の動く物は無かったのですが、ヒットだったのは細管の11C。上から下までとても出し易く、ジャンルを選ばぬ吹き心地。今細管(楽器は後日紹介)で使っているマウスピースについて、強と弱の中間でもうちょっとコントロールがきけばと思っていましたが、その要望も満たしてくれます。細管を頻繁に使うようになったら買ってしまうかも。ひとまず今は保留。
あと、太管のマウスピースを試奏した際、俺氏がこれまで好んでいたライトウェイトよりも実はヘビー(寄りな)ウェイトの方が合っているのかも知れないと気付けたことは発見でした。ライトウェイトは吹く時に力が入ってしまうとそのキックバックによるバテが大きいのですが、ヘビーはマウスピースの重さが助けてくれるせいか、結果的に少ない力で長く吹けるようです。俺氏は。
K&HのマウスピースをWalküreからBach Artisanに変えたのも、今思えばそういうことだったのでしょう。ライトウェイトは余計な力が抜けた状態で吹くととても良い音が少ないパワーで出るのですが、それをする為にかなり気を遣いながら吹いていた所があります。重めの方が、そのストレスが無くトータルでは楽に吹けていました。
 
何やら最後はマニアックな話になってしまいましたが、試奏会の後のアンサンブルも含めて貴重な経験のできた連休2日目でした。連休初日の本番(前記事参照)より疲れている気がしますが、きっと気のせい。